澪 ナギ

クリスティアに物語を聞かせてもらう

未来へ続く物語の記憶 May-II

ゴールデンウィーク1日目プロローグレグナおはよ、迎えに来たよ——ってなんか疲れてない?リアス……刹那の両親がカリナまぁ……美織ご両親ですって!?雪巴み、美織ちゃんこれは……!美織えぇ!! ご挨拶をしなきゃだわ!!レグナたぶん似たテンションと...
リアスにみんなのことを聞く

キャラシ「また逢う日まで」上級生組

主人公たちと対になる関係性の先輩たち。
クリスティアに物語を聞かせてもらう

3月27日の奇跡

──天使になって、人生をやり直すかい? そう、言葉が出てきたのは。 たぶん、ボク自身がもう、後悔したくなかったから。「……今日もそうやって、駄々をこねる気かい?」「……」 紅い目の少年は、一瞬だけこちらを睨んだ後、すぐにそっぽを向いてしまっ...
クリスティアに物語を聞かせてもらう

未来へ続く物語の記憶 May-I

今年同じクラスになった人たちはよく喋る。妹は言わずもがな。「おはよう波風! 合同演習に行くぞ!」 そう明るく笑って演習場までの道中、昨日あったことはだとかどうだったなんて喋ったり。「ねぇGWの予定どうかしら! あとはそっちの最強四人組さんた...
リアスにみんなのことを聞く

キャラシ「また逢う日まで」主人公組

主人公たち。物語の語り部でもある。
ゼロの記憶

My Happy Birthday!

みなさまこんにちは! 澪ナギです!本日は5月2日! ということで!本日! お誕生日を迎えましたー! おめでとうわたしー! ありがとうわたし!30歳1年目です! アイスの年ですね! 昨日31食べてきました! おいしかったです!さてお誕生日だか...
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未来へ続く物語の記憶 Second April-VI

あの日から、こわい夢を見る。 目の前には高級そうなベッド。その上にはこわいこわい王子様。 そのヒトはいつも、わたしを見たらにたっと笑ってこっちに歩いてくる。 ゆっくり、ゆっくり。 こわくて下がっていけばドンって壁にぶつかってそれ以上下がれな...
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いつかは、晴れた日にめいっぱい外で駆け回ろう

「♪、♪」「冷えるぞ」「んっ」 そう声をかけても、水色の恋人は窓から離れない。 普段から冷たい手は、こちらに戻ってきたらより一層冷えているのだろうと微笑み、読んでいた本はソファに置いた。 恋人が釘付けになっている窓の外を見やれば、少し季節か...
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未来へ続く物語の記憶 Second April-V

かごに入った野菜を洗いながら、鼻歌を歌う。それを聞いてたまっしろなもふもふはわたしの横にやってきた。『ごきげんです氷河っ』「うん…」『何事ですかっ』 いっしょに野菜を洗い始めてくれたユーアにお礼を言ってから。「デート…♪」 小さく、言うと。...
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いつだって、かっこよくてかわいいヒーローの一番でいたい

「こわい」 呟かれた声に、そちらを向いた。 ソファの上にちょこんと座り、膝を抱えている恋人は、また。「…こわい」 こぼして、俺にもたれかかる。かわいげのあるそれに微笑んでしまうのはしょうがない。なるべく見せないようにはしつつ。「珍しいな」 ...
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もしも逢えたなら、君が好きだと伝えよう

重い心臓病で学校に通えない聖が、想い人に思いを告げようとする話。未完。リニューアル予定。
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この声が消える前に-0-

美しい声を持つ魔法使い・ノアが、大好きな人へ想いを伝えようとした話。未完。リニューアル予定。
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未来へ続く物語の記憶 Second April-IV

お泊まり会ぷちコミック月曜日 ティノ&ウリオスペアティノお邪魔しまーす!ウリオス世話なるぜ旦那リアスあぁウリオス風呂場とか寝室の警備は任せな!レグナ頼もしいねウリオス武煉どうしてこちらを見て言うのかな蓮?ティノそういえばこれ知ってる? この...
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しあわせという名の終わりが、永遠に来ませんように

「キミから”幸せ”って言葉を聞いたことがないよね」 とある運命の日を終えて、天界に帰って数日。突然セイレンが言って来た。 勉強期間中だから、本を広げたまま。セイレンを見上げて、首を傾げる。「いきなりどうしたの…?」「なんとなく。ボクはキミか...
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それでも、恋してしまった俺の負け

「君の収集癖というのは兄譲りだったりするの?」 そう聞くと、彼女はこちらを見てコーヒーを注ぐ手を止める。 その数秒後、納得がいったのか。「あぁ」と笑って、再びコーヒーを注ぎながら笑った。先ほどの蓮と雪巴の掛け合いがきっかけだろうと気づいた彼...
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未来へ続く物語の記憶 Second April-III

画面に映る人を見る。 その人は縛られながらも笑っていて。《俺は約束を果たしに来ただけなんだよっ!! あいつが望んだんだそれをっ!! なのにあいつは忘れていやがったんだ!》 なんて、ボリュームをかなり小さくしても耳障りなくらいでかい声で叫ぶ。...
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違う意味でまた「すまない」と言われるのは、もう少し先の話

きっとそれは、当たり前になっていたんだと思う。「それでね!」「うん」 隣で話す美織ちゃんは、口元はずっと笑みだから感情がわかりづらいけれど。目を見れば、感情がちゃんとわかる。 今、楽しんでくれているということ。 中学の終わり。 二人とも人間...
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この銃口の先に、君がいる-0-

僕は君に銃口を向ける。君も僕に銃口を向ける。涙を流して、震える指で、僕らはその、引き金を引いた―「時雨ー!」「ん・・・?」いつもと変わらない穏やかな朝。僕、玖珂羅時雨くがら しぐれはほんの少し遠くから聞こえる、僕を呼ぶ声で目を覚ました。「朝...
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未来へ続く物語の記憶 Second April-II

春休みの最後となる木曜日。 いつものごとくカップルのお宅にお邪魔させていただき、今日は新学期前日ですし来訪者もありませんねと、少し久しぶりとなる四人の時間を過ごしていました。 四人でローテーブルを囲み、レグナが作ってくれたパンケーキを口に運...
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後日その壁を優雅に越えようとしている不良がいました

「告白しようと思ってるんだ」 突然言われた言葉に、自分でもわかるくらい目を見開く。その先にいる彼は、少しまだ迷っているんだろうけれど、本気がうかがえて。「……誰に」 放課後の少しまだざわつく教室の中。 彼にだけ届く声で、そう言えば。 目の前...