この銃口の先に、君がいる

クリスティアに物語を聞かせてもらう

ことの顛末を話したらやっぱり正座になった

「……」 なんとなく、様子がおかしい。「……」 どことなく、沈んでるというか、落ちてる、感じ?「百合愛」「ん?」 気になって声をかけてみる。こっちを向いた百合愛はいつも通りに見えるのに、やっぱりどこか違う。「何かあった」 聞いてみたら、少し...
クリスティアに物語を聞かせてもらう

君の存在さえも洗い流される前に、この腕に閉じ込めてしまおう

天気に特別な感情なんてなかった。 晴れたら外で訓練ができるし、雨なら雨で、外ではなかなかやらないトレーニングができる。そのくらいの認識。 けれど、いつの日からか近くにいるようになった彼女は違うらしい。「雨だよ時雨!」「そうだね」 薄暗い雲か...
クリスティアに物語を聞かせてもらう

この銃口の先に、君がいる-0-

僕は君に銃口を向ける。君も僕に銃口を向ける。涙を流して、震える指で、僕らはその、引き金を引いた―「時雨ー!」「ん・・・?」いつもと変わらない穏やかな朝。僕、玖珂羅時雨くがら しぐれはほんの少し遠くから聞こえる、僕を呼ぶ声で目を覚ました。「朝...
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