クリスティアに物語を聞かせてもらう

クリスティア
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新しいお話は

2025/08/20 07:00

だよ

クリスティアに物語を聞かせてもらう

未来へ続く物語の記憶 August-IV

交流武術会&男子女子会プロローグレグナリアス抜きで一旦男子のグループ作っといて……よしレグナ相談があるんだけどいい?ウリオス? 旦那はいないのかい?レグナうん、理由もあとで話すよ。とりあえず未経験歓迎、経験者優遇で結なんだバイトか?レグナい...
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未来へ続く物語の記憶 August-III

カレンダーを見て、数字をたどって行って、思う。「…一年、経つんだねー…」「何が」「療法…」 カレンダーからリアス様を見上げて言ったら、こっちを見た紅い目は納得したようにうなずいて。 隣同士で座ってるのから、リアス様はわたしを自分のひざに乗せ...
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未来へ続く物語の記憶 August-II

フルメンバーでお菓子パーティー!愛原邸にやってきましたクリスティアおかしいっぱい…♩ウリオスたんと食べな嬢ちゃんっクリスティアうんっルクパーティーって言ったから……お菓子作ってきた……美織わぁ本当に!? ってクオリティ高いわね!?レグナ一応...
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その”楽しい”の中に、あたしはどのくらいいるんだろう

「……だめかもしれない」 突然呟くから、そっちを見た。 視線の先には、机に突っ伏したシオン。その表情は見えなくて。「何がかしら」「今の子」 聞いたら、答えが返ってきたから。あぁまたかとその先は聞かなかった。目を本に戻して、文字に目を走らせる...
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未来へ続く物語の記憶 August-I

恋人の冷えた体温は、愛おしいと思いつつ。 ときおり、ぞっとすることがある。「……」 夏に弱い恋人のため、クーラーが切れることのない寝室。 日が昇るのが早くなって、閉じた瞼に少しずつ光が映ってきたのを感じて、目を開ける。 腕の中には小さな恋人...
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未来へ続く物語の記憶 July-VI

やさしい声が聞こえる。「――」 それといっしょに、とんとんってやさしく体を叩かれて。「――ア」 たまにゆさぶられて。「クリスティア」 その声がはっきり聞こえてきて、自然と目が開いた。「んぅ…?」 ちょっとだけぼんやりする視界の中、うろうろ見...
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未来へ続く物語の記憶 July-V

結婚式の前日。フランスでは、新郎新婦はそれぞれ自分の家族と過ごすのが一般的である。どちらかというと家族大好きなエイリィも、その一般的に倣ってこの前日はクロウ家で過ごすことになるんだが。「逢いたかったよクリス~!!」「んぅー…」 血の繋がった...
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そういうところがかわいいってどうしてわからないんだろう

「炎上君のほんとの日本名って离憂っていうんだね」 そうこぼせば、書類を書いていた炎上君はこっちを向いた。一瞬だけ目が合ってから、彼はもう一度書類に目を落として、「そうだな」と頷く。 その視線の先には、役所に提出する書類。 俺が先に書いてて、...
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未来へ続く物語の記憶 July-IV

待ちに待った夏休み。今年はみんなでいっぱい遊んで、できたらリアス様とももうちょっとスキンシップをがんばりたい、そんな夏。 ただその夏の前に。「着替えは大丈夫…」「タオル系は向こうのを使うだろ」「当日の服はレグナたちが持ってくれてて…」「他に...
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未来へ続く物語の記憶 July-III

リアスの誕生日を一度四人でお祝いし、週が明けた月曜日。 今週からテストですね、なんて話しながら歩く学園内。自習期間となったので生徒もいろんなところで見かける穏やかな日。 ゆったり、今日テストでないメンバーがいるであろう食堂へ四人で歩きながら...
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こうして振り回されることも、どこかで悪くないと思っている自分がいた

「テレポート機能を、なくしませんか……」 とある運命の日。 生界で死した愛し子の天使の一人である、オッドアイの女の子は来るなり言って来た。「……理由を聞こうかカリナ?」「聞いてくださいます!?」「聞かないと対処のしようもないからね」 今日死...
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未来へ続く物語の記憶 July-II

七月は、三月とか十二月と同じでイベントがたくさんあると思う。 みんな大好き夏休み、ちょっと大変なテスト。そして。 大好きなヒトが、生まれた日。「おはよ…」 この時期はリアス様に起こしてもらわなくても目が勝手に覚める。「自分の誕生日が近いから...
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未来へ続く物語の記憶 July-I

目を開ければ、懐かしい空間が広がっていました。 少し古めの木でできた部屋、薄い布団。《……》 そして、大好きだった赤紫の瞳のあなた。 あぁ夢ね、なんてすぐわかる。「……あのとき思い出したからですかね」 小さく笑って、あなたが座る床へと近づい...
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未来へ続く物語の記憶 June-VI

クリスティアが構っているカリナの様子を視界に入れつつ、時計を確認する。時刻は三時過ぎ。そろそろだろうかと校庭の方に顔を向けた。「ビンゴだね龍」「あぁ」 そのちょうどのタイミングで、校庭の中央に「バトルリレー選手 集合」の文字。レグナには笑っ...
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未来へ続く物語の記憶 June-V

午前最後の演目、討伐合戦。 泣き止んだクリスティアが結界の中でエルアノとティノと一緒に敵を一生懸命討伐しているのを見ながら、思う。 あ、正確にはクリスティアたちとあれか、結界の外であの子ら見てる大勢の身内見て、だわ。 親友を始め見守ってるも...
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未来へ続く物語の記憶 June-IV

梅雨のくせにこの日ばかりは晴れた体育祭当日。 少し薄暗い演習場の中。多くの種族が集まり、実行委員である杜縁の話を聞きながら、思う。「今年の賞品ってなんなのかしら!」『やっぱり毎年変わるのー?』「そうねぇ。まぁコンセプトが似たり寄ったりのこと...
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いつかの誕生日に、満開の笑顔を届けよう

「生きていたら、今年で十八か」 誕生日の日に家に訪れると、毎年父は言った。 目の前に立ってやってるはずなのに、父の目はどこか遠くを見ている。 目線を合わせても、目があった気がしない。 当然だよな、と自嘲気味に笑って、後ろを振り返る。 そこに...
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未来へ続く物語の記憶 June-III

マイクの付いたヘッドホンをして、画面の中のキャラクターを動かす。 頭の中で相手の動きを予測しながらボタンを入力していって。「……あのさぁ」 耳に聞こえる、ゲームのBGMだけじゃない声に、口を開く。《な、なんでしょう? あ、その宝箱取ってくだ...
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あなたの努力が、報われますように

穏やかな昼下がり。「あなたはほんっとに……!」「お前だって悪いだろ」 目の前で繰り広げられるのは、いつもの喧噪。 それを眺めながら。「まぁ今日も絶好調だな」「ねー」 そうこぼせば、隣にいる氷河はのんびりと返事をくれた。一応内容はお前のことな...
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未来へ続く物語の記憶 June-II

水曜日のHR前。「今日は蛇璃亜たちは来なかったね」 カバンからメモ帳を出しながら、斜め後ろに座っている祈童くんに頷きました。「言われてみれば……そうですわね」「いつもならお昼休みに来るものね」「た、体調不良でしょうか……」「忙しかったんじゃ...
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