クリスティアに物語を聞かせてもらう

-幸願病- 私は、あなたの幸せを願う 公開版

死願病を患った幸が、叶の言葉によって病気に向き合い、受け入れていく話。
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君の存在さえも洗い流される前に、この腕に閉じ込めてしまおう

天気に特別な感情なんてなかった。 晴れたら外で訓練ができるし、雨なら雨で、外ではなかなかやらないトレーニングができる。そのくらいの認識。 けれど、いつの日からか近くにいるようになった彼女は違うらしい。「雨だよ時雨!」「そうだね」 薄暗い雲か...
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この銃口の先に、君がいる-0-

僕は君に銃口を向ける。君も僕に銃口を向ける。涙を流して、震える指で、僕らはその、引き金を引いた―「時雨ー!」「ん・・・?」いつもと変わらない穏やかな朝。僕、玖珂羅時雨くがら しぐれはほんの少し遠くから聞こえる、僕を呼ぶ声で目を覚ました。「朝...
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ことの顛末を話したらやっぱり正座になった

「……」 なんとなく、様子がおかしい。「……」 どことなく、沈んでるというか、落ちてる、感じ?「百合愛」「ん?」 気になって声をかけてみる。こっちを向いた百合愛はいつも通りに見えるのに、やっぱりどこか違う。「何かあった」 聞いてみたら、少し...
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お似合いな二人は、今日も無自覚にいちゃついている

いわゆる”幼馴染”と呼べるような女の子は昔、たったひとつの目標のためにがむしゃらに生きていた子だった。父親が遺した言葉を糧に、ただただ目の前のことをこなしていた。 それが、”アイツ”に出逢って、少しずつその”生きる意味”を増やしていって。「...
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この変わらない願いが、叶いますように

「♪、♪」 笹の葉を飾りながら、恋人の紡ぐ七夕の歌を聴く。心地よいその音色に、自然と頬が緩んだ。「♪、♪」 ゆったりとしたテンポで紡がれる歌が終わりに近づいていくのを名残惜しく思いつつ、庭に笹を立て、倒れないようにしっかりと支柱で支えていく...
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もちろん相手にはきちんとわからせておいた

恋人がむかむかとしている。「…」 あまり表情に出ないタイプだが、長年一緒にいれば雰囲気でわかる。「どうした」「…」 しかし聞いてみるも、ぷいっとそっぽを向かれた。それすらかわいいが、今それを言うと逆効果なので。「クリスティア」「…」 ごきげ...
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いつだって君が一番だから

「ねーぇー」 かわいい声に、目を向ける。 と言っても彼女は膝の上にいるので、目を向けるには本が邪魔だった。視線はそのままに、本をどけて。今度こそしっかりと恋人に目を向けた。「どうした」「んぅ」 目元をくすぐってやれば、心地よさそうに目を細め...
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いつかはその甘い君をいただこう

「ハッピーハロウィーン」「ん」 十月三十一日。 ソファで本を読んでいれば、また今年も機嫌よさげに恋人は隣へやってくる。「おかしっ」「俺がやることは決定事項か?」「リアスはクリスのいたずらいやがるでしょう?」「そりゃお前のいたずらは質が悪いか...
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頑張る君たちへ

「祈童くんの家ってご褒美制なの?」 そんな声に顔を上げれば、いつもの笑みは絶えぬまま、目だけは興味津々といった道化がいた。「なんでだ?」「だって妙にご褒美推すから」 それに、あぁと思い至って。ゆるく首を横に振る。「そういうわけじゃないさ。僕...
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夢で逢えたら、あなたに笑顔で話をしよう

「獏って自分の夢も操れたりすんの?」後輩の疑問に、そっちに顔を向けた。オッドアイのその子は、特段興味なさそうに。ゲームに目を落としながらあたしの回答を待ってるようだった。それはもう何度目かもわからないから、慣れてしまっていて。「そんなことな...
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犯罪者疑惑から始まる異世界転生-0-

虚弱体質すぎた主人公が、転生直後から犯罪者の疑惑をかけられてしまう話。未完。リニューアル予定。
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たくさんの手紙を持って、わたしはこれから、あなたへと続く階段を上っていく

主人公が、想い人にたくさんたくさん手紙を書き、届けに行く話。テキレボアンソロ企画で書いたもの。
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もしも逢えたなら、君が好きだと伝えよう

重い心臓病で学校に通えない聖が、想い人に思いを告げようとする話。未完。リニューアル予定。
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この声が消える前に-0-

美しい声を持つ魔法使い・ノアが、大好きな人へ想いを伝えようとした話。未完。リニューアル予定。
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ifシリーズまとめ

大学生:リアス、レグナ、カリナ(3年生くらい)高校生:クリスティア+同級生組大学生がカフェでみんなバイトリアスが元々深夜番、双子ちゃんは夜番で入れ替わり制ある日夜番のバイトの子が一人やめてしまって、リアスにとりあえず繋ぎで夜番出てってところ...
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あなたの努力が、報われますように

穏やかな昼下がり。「あなたはほんっとに……!」「お前だって悪いだろ」 目の前で繰り広げられるのは、いつもの喧噪。 それを眺めながら。「まぁ今日も絶好調だな」「ねー」 そうこぼせば、隣にいる氷河はのんびりと返事をくれた。一応内容はお前のことな...
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いつかの誕生日に、満開の笑顔を届けよう

「生きていたら、今年で十八か」 誕生日の日に家に訪れると、毎年父は言った。 目の前に立ってやってるはずなのに、父の目はどこか遠くを見ている。 目線を合わせても、目があった気がしない。 当然だよな、と自嘲気味に笑って、後ろを振り返る。 そこに...
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こうして振り回されることも、どこかで悪くないと思っている自分がいた

「テレポート機能を、なくしませんか……」 とある運命の日。 生界で死した愛し子の天使の一人である、オッドアイの女の子は来るなり言って来た。「……理由を聞こうかカリナ?」「聞いてくださいます!?」「聞かないと対処のしようもないからね」 今日死...
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そういうところがかわいいってどうしてわからないんだろう

「炎上君のほんとの日本名って离憂っていうんだね」 そうこぼせば、書類を書いていた炎上君はこっちを向いた。一瞬だけ目が合ってから、彼はもう一度書類に目を落として、「そうだな」と頷く。 その視線の先には、役所に提出する書類。 俺が先に書いてて、...
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