2024-10

僕らの思い出

ハロウィン短編

ソファに寝転がりながら本を読む。  あぁ中々興味深いなこれはと、ページをめくろうとしたところで、いつものごとく横に気配を感じた。 「トリック バットー…」  ひとまず怪我のないよう、読みかけの本だけは頭の横に移動させて、 「トリートっ!」 ...
僕らの思い出

龍刹シリーズ短編

入学したエシュト学園で同じクラスになった炎上君は、とんでもないイケメンで有名だ。  顔よし頭よし運動神経だってよし。多分一年生の女子は、どんなに低く見積もっても誰もが一回は気になる人くらいにはなったはず。  当然そんな人に彼女がいないわけが...
未来へ続く物語の記憶

試練を乗り越えたなら

熱を出す理由は生物様々である。  風邪やインフルエンザとかのウイルスが入って出るタイプ、患部に熱を持ってしまって出るタイプ。あとは疲れやストレスで出るタイプ。たくさんあるんだけれど。  親友は、体を魔術でコントロールしているので風邪を引くこ...
未来へ続く物語の記憶

また新たな試練がやってくる

クリスティアと共に療養で過ごした三連休が開けて、月曜日。本日から第二予選、そして参加者が大幅に減ることにより今月からまた合同演習が再開と少しせわしない日となるのだが。 「……」 「『……』」  ただでさえ第二予選からは対戦者が当日発表という...
僕らの思い出

2023ハーフアニバーサリー短編

大好きな親友に食べ物を渡すと、必ず言うことがある。 「カリナ半分する?」  嬉しそうにそう言うから、かわいくて。より喜ぶ、「半分」を選ぶ。 「お願いしますわ」 「♪」  頷けば、やはり心底嬉しそうに微笑んで。渡したお菓子を半分にして私に渡し...
ゼロの記憶

「やりたいこと」と「やるべきこと」のバランスを

こんにちはの澪ナギです! あっという間に9月が過ぎて、10月になりました! みなさまいかがお過ごしでしょうか? 実は先ほどもブログを書いてたんですが、ずっと「なんか違う…」ということで書き直し版です。 なんかこう、ずっと宿題のこととか、わた...