クリスティアに物語を聞かせてもらう この銃口の先に、君がいる-0- 僕は君に銃口を向ける。君も僕に銃口を向ける。涙を流して、震える指で、僕らはその、引き金を引いた―「時雨ー!」「ん・・・?」いつもと変わらない穏やかな朝。僕、玖珂羅時雨くがら しぐれはほんの少し遠くから聞こえる、僕を呼ぶ声で目を覚ました。「朝... 2025/04/10 07:00 クリスティアに物語を聞かせてもらう