クリスティアに物語を聞かせてもらう いつかの誕生日に、満開の笑顔を届けよう 「生きていたら、今年で十八か」 誕生日の日に家に訪れると、毎年父は言った。 目の前に立ってやってるはずなのに、父の目はどこか遠くを見ている。 目線を合わせても、目があった気がしない。 当然だよな、と自嘲気味に笑って、後ろを振り返る。 そこに... 2025/06/20 07:00 クリスティアに物語を聞かせてもらう