2025-07

クリスティアに物語を聞かせてもらう

未来へ続く物語の記憶 July-VI

やさしい声が聞こえる。「――」 それといっしょに、とんとんってやさしく体を叩かれて。「――ア」 たまにゆさぶられて。「クリスティア」 その声がはっきり聞こえてきて、自然と目が開いた。「んぅ…?」 ちょっとだけぼんやりする視界の中、うろうろ見...
クリスティアに物語を聞かせてもらう

未来へ続く物語の記憶 July-V

結婚式の前日。フランスでは、新郎新婦はそれぞれ自分の家族と過ごすのが一般的である。どちらかというと家族大好きなエイリィも、その一般的に倣ってこの前日はクロウ家で過ごすことになるんだが。「逢いたかったよクリス~!!」「んぅー…」 血の繋がった...
カリナにアルバムを見せてもらう

新しい思い出

カリナ新しい思い出はこちらですわそれぞれのギャラリーでも見れますので、そちらもあそびに来てくださいね
クリスティアに物語を聞かせてもらう

そういうところがかわいいってどうしてわからないんだろう

「炎上君のほんとの日本名って离憂っていうんだね」 そうこぼせば、書類を書いていた炎上君はこっちを向いた。一瞬だけ目が合ってから、彼はもう一度書類に目を落として、「そうだな」と頷く。 その視線の先には、役所に提出する書類。 俺が先に書いてて、...
クリスティアに物語を聞かせてもらう

未来へ続く物語の記憶 July-IV

待ちに待った夏休み。今年はみんなでいっぱい遊んで、できたらリアス様とももうちょっとスキンシップをがんばりたい、そんな夏。 ただその夏の前に。「着替えは大丈夫…」「タオル系は向こうのを使うだろ」「当日の服はレグナたちが持ってくれてて…」「他に...
クリスティアに物語を聞かせてもらう

未来へ続く物語の記憶 July-III

リアスの誕生日を一度四人でお祝いし、週が明けた月曜日。 今週からテストですね、なんて話しながら歩く学園内。自習期間となったので生徒もいろんなところで見かける穏やかな日。 ゆったり、今日テストでないメンバーがいるであろう食堂へ四人で歩きながら...
クリスティアに物語を聞かせてもらう

こうして振り回されることも、どこかで悪くないと思っている自分がいた

「テレポート機能を、なくしませんか……」 とある運命の日。 生界で死した愛し子の天使の一人である、オッドアイの女の子は来るなり言って来た。「……理由を聞こうかカリナ?」「聞いてくださいます!?」「聞かないと対処のしようもないからね」 今日死...
クリスティアに物語を聞かせてもらう

未来へ続く物語の記憶 July-II

七月は、三月とか十二月と同じでイベントがたくさんあると思う。 みんな大好き夏休み、ちょっと大変なテスト。そして。 大好きなヒトが、生まれた日。「おはよ…」 この時期はリアス様に起こしてもらわなくても目が勝手に覚める。「自分の誕生日が近いから...
クリスティアに物語を聞かせてもらう

未来へ続く物語の記憶 July-I

目を開ければ、懐かしい空間が広がっていました。 少し古めの木でできた部屋、薄い布団。《……》 そして、大好きだった赤紫の瞳のあなた。 あぁ夢ね、なんてすぐわかる。「……あのとき思い出したからですかね」 小さく笑って、あなたが座る床へと近づい...
ゼロの記憶

小さな部屋から飛び出して

こんにちは! 澪ナギです!7月に入りましたね! 暑い日が続いておりますが、みなさまお元気でしょうか!ナギはとてもとても元気です! アクティブ、かはわかりませんが、元気に動き回っております!ブログの更新等、続けていくかは悩んでいると前回お話し...