コピー本を作る楽しさを知ってしまった
こんばんはの志貴零です!
一気に暑くなりましたね。みなさま体調いかがでしょうか。志貴は基本的に家にいますが、普段以上におうちに引きこもっております。お外に出るとしたら夕方に行きたい。
ここ最近は小説と映像もちらっとやりつつ、コピー本なるものをたくさん作っておりました!
元々志貴はDLでも紙でもどっちも行ける派+もろもろの事情で製本がいろんな意味で難しいなということから製本は全然していませんでしたが
オンライン即売会で新刊になった楽譜集を作ったのが一番のきっかけでコピー本、というか製本ですね、その楽しさを知りました。
楽譜集はコンビニで印刷してて、そのきれいさがやばかった。コンビニのコピー機ってこんなきれいなんだ……と惚れて最終的に(このプリンターというかレーザープリンターめっちゃほしー)とコンビニに印刷しに行くたびに思ってました笑
そしてコピー本第二弾はこちら!
「また逢う日まで」のFirst momentから現在公開中のsecond 六月編までのお試し製本ー! わー!
一気にやったのでちょっと腰痛くなったんですが笑 とても素敵にできました。表紙にクラフト紙をやるといい感じにと調べてたら見たのでこんな感じに。
前に一回実験の製本をいろんな形でやってまして。上に穴あけパンチで穴開けてリング通してみるとか、普通の製本とか。
しばらくは実験結果でこんな感じになったよーみたいなので置いとくだけだったんだけども、物語進むにつれて過去のをぱらっと見るようになったんですね。とくに六月編! 一章で説明したからと説明を省いた二章の体育祭、作者が「どんなんだった!?」となって読み返しておりまして。
六月編の製本が上に穴開けるタイプ&リングを針金で自作したという感じだったんで、破けたりリングからすっぽ抜けたりで最終的に解体されてしまったんですよね。クラッシャーの名に恥じない見事な解体ぶりでした。
六月編の件でよく使うな―ということと、ぶっちゃけメモに書いているコミックパートが字汚すぎて読めないということで!
小説パートにコミックパートメモを追加して昨日からガッションガッション印刷しておりました! その結果が↑のお試し製本になります。
のちの改稿にも使えるなぁとメリット満載。
前の製本時はwebそのまま書き出しーみたいな感じで横書きだったんですが。
今回は! パソコン君がお供ということで! 購入時ついてきたWordくんで縦書きにしてみました。
なんかもう、ね。パソコン君便利すぎてもう泣きそうだった。
前のタブレット君のときもワード入れたんだけどよくわからんくて断念したのですが(無料版だったんで制限もあった)。
実際使ってみるとWordがまず縦書きできるのがすばらしいし、ノンブルつけられるのすごすぎたし
そしてWordに限らないけど印刷!! 印刷やばい!! 本の仕様で印刷できるのすごすぎないです?? 感動しすぎてるんですが!!
うちのインクジェットプリンター君、両面じゃないんで「あー無理かなー」と思ったんだけど
手動で!! ガイドに沿ってひっくり返せば!! 両面印刷ができる!!
素晴らしすぎでは??
もうパソコン君手放せないなと思った瞬間でした。ほんとに今回、後継機をipadとかでなくパソコンにしてよかったと心から感謝した……
この感謝も前回タブレット君めいっぱい使っていたからこそだなと前回のタブレット君にもほんとに感謝です。ありがとうタブレット君……社畜並みの働きをしてもらった勇姿を決して忘れはしない……
コピー本作ることももちろんパソコンや機械への感動もすごかったコピー本制作期間でした
DLしたpdfのソフトも大変便利。今のpdfのソフトって上書き保存できるの?? 文明ってすごい(?)
古い時代からいきなりすごい時代に来た気分でモノづくりしてます。世の中ってこんなに便利なんだ! みたいな。
コピー本の話題に戻ります
読み返してると楽しくて止まらない止まらない笑
そして紙にして見てみると誤字やら脱字やらもまぁたくさん! 前に印刷してみるとまた違う、というのを聞いたことがあったんですがほんとにその通りだった
縦書きもなんか新鮮。前は慣れなくて横書きにしようと思ってたんですが全然違和感なくなりました。ちょっと慣れたのかね読書。
たぶん改行をめちゃくちゃ詰めたのも違和感なくなった一つ。今回もともと自分の資料用にってことでなるべくページ数も減るようにと改行めっちゃ削りました!! webだと会話と地の文の間に一行開けたりしてるんですがそういうのも基本なくしてみた。ワードくんの置換めっちゃ便利好き。
すごかった改行だけでたぶん数十ページくらい減ったかもしれない笑
ふだんめっちゃ開けてるので。本にすると逆に違和感だなぁと前の製本実験の時に思い一気に詰めてみたらすごい読みやすかった
後々扉絵とかつけようーとか思ってるのだけど今はとりあえずレイアウトとかガン無視でだだっとデータ作ることたくさん。
先読み本編で一番多いのはfirstの八月編でした。150弱。
製品版入れるとfirstの六月が一番多く180くらいのページ。
出来上がって積み上げてみるとほんとに書いてきたなぁとしみじみ思います。
B5サイズのノートの半分くらいの高さまで! これでも物語がまだ半分弱。あと三つでようやっと物語の折り返しになります。
正直ここでこうやって仮製本してよかったまじでよかった
終わってからだとまじで腰と脳とプリンターが死ぬと思った
今後は一節書き終える毎に印刷して積み上げてく感じですね。コミックを会話文でだだっと書いているので完全製本ではたぶんもっとページ数増えるんだろうなぁと。文字も少し今より大きくするので。secondの五月とかやばそう。
印刷、意外と文字の裏写りが気にならなかったのがうれしい点。ちょっと文字のかすれも多いのだけども(読めはする)。
製品版のはコミックの裏写りがあります。コピー用紙&インクジェット君なんでしっかり印刷してくれました。
私のは資料としてコミックもカラーにしてるんですが、カラーだと後ろの色が気になるなぁという感じ。今後の紙選びの参考にしたい。
とりあえずコピー本も素晴らしい! 作るの楽しかった!というのはこのあたりで。
今とても考えているお試し製本の頒布についてがぬーんと悩んでおります。
アンケートの方ぽちっとありがとうございました! とても励みになります。
お試し製本っていう形で、化粧断ちとかもせずほんとに紙で「読むだけ!」という感じのなんでお値段は文字数やらページ数やらを度外視して大変下げるのですが
考える点がちょっとたくさん。
まず冊数がやばい(やばい)。また逢う日までって本編が3章(36節)構成で+プロローグ・エピローグになるんですね。
現段階で一節毎に本を出したりなんなりってやっているので単純計算38巻。 これは完全製本のときにどうするかは決めますがとりあえず先読み本編と現製品版のものを足して合計37巻になるんです。エピローグは完全製本のみの予定。
ひとまず37冊が先読み&改稿前提の製品版、その後完全製本版ということで改稿したものが出るということで
単純に二倍にすると巻数がななじゅう……えっ七十までいく? やば
完全だとページ数も増えるので今の先読みよりも分厚くなってと考えてしまうと本棚の圧迫がやばすぎるなと。
お値段は、先読みで頒布した分お値下げをするので個人的にはクリアなんですがその量だよね。
この話題Twitterでも似たようなこと呟いてるんですけども。
そして配送がどうしようと。
boothの安心パックを使うと考えていて、あれ匿名な分送料もなかなかですよね。
ネコポスが2.5cmまででほぼ一冊のみ
宅急便コンパクトだと高さが5cm、ページが多いものだとギリ4冊(薄いのだともう少し行ける)
仮に全巻まとめてください!という神がいらっしゃると宅急便。
製品版にお試し製本つけると五巻まとめて購入も宅急便になってしまうんですよね。
そして先読み本編、大体が100円、いって200円。
送料の方が高いという。
あれだったら宅急便コンパクト一律にしてこっちにで冊数まとめて販売案も今出たのだけど。もしかしたら宅配便も冊数によってはちょっと難しいかもしれないし
これたぶんオフラインイベントならすげぇよかったかなと思いました。手に取りやすいしこの量で一冊100円200円だし。
オフラインイベントだと私の方の事情が引っかかって難しいんですけども(八方ふさがり)
そして新しいアンケートで「それでも買う!」に入れてくれた方本当に感謝……
まだちょっと考え中なんですが。打ってる間に出たこっちで冊数まとめてはいいなと思いました。
製品版の方はピクスペさんでの鍵付きで販売も考えてたんですが、いろいろ見て回った感じなんか匿名配送はポスト系で宅配便はできない感じ、なのか……?
なのでまだ考えております。
こうして書き出してみるとまたいろんな案が浮かぶので、検討はしていきたい。あとたぶん出すとしたら表紙はちょっと変わる。背幅がある分A4の紙1枚じゃくるっと負けないので今回2枚使ってるんですがちょっともったいない使い方なんで製本テープなるものを採用するかもしれない。
どうしてもHPの方は量もすごい多いので、読むのも大変になってきたなと。目次つけたりいろいろしてみてるのですが、これからもっと増えるし。とりあえず完全製本は小説パート終わって改稿とか終わり次第、目標は来年末から再来年なんで、それまでじっくりしおりとか挟んで楽しめればなぁという企画なのですが。
もうちょっと考えていきます! ふとひらめきがあればまたTwitterで!
長々お読みいただきありがとうございます。文字数見たら最近の本編1話くらい書いてた
暑いですがお体ご自愛くださいませ。
ではでは今日はこの辺りで! ありがとうございました!