初期時代

また逢う日まで

また逢う日まで、さようなら。いつか出逢ったそのときは、また君と恋をしよう

カリナに病気が発覚して、きっともう長くないということを知って。 言い方を悪くすれば。 最初に”切り捨てる”ことを決めたのは、大切な彼女だった。 「お話ってなにー?」 部屋に明るい声が響く。 それが聞こえた瞬間に、体...
また逢う日まで

いつか出逢ったそのときは、あなたと手を繋いで歩きたい

たった一度のあなたとの思い出。 どんなにあなたが思い出すことはなくても。 きっとわたしは、ずっと忘れることはないのでしょう。 「…」 ぼうっと天井を見上げる。 木の板はぜんぜん豪華になんて見えないけ...
もっと! また逢う日まで

また逢う日まで、さようなら。今度はきっと、”初めまして”ね。

「……別れたい……?」 目を見開いて反復する言葉に、頷いた。 四人で新たな村に来て二年近く。 その間、たくさんのことが変わった。嫌なことを言う人たちもいなくなったし、クリスティア以外に友達もできたし。 恋人も、できた。 ...