狂気シリーズ

また逢う日まで

今日もまたひとつ。アルバムのページが終わりを告げる

四人で「明日」を生きたいと願って始まった長い旅。最初は、今度こそ今度こそと立ち向かっていっていたけれど。変わらない運命に段々と心は折れていって。 私は前よりも声を荒げることが多くなって、レグナは誰のためになるかもわからないまま薬を作っ...
また逢う日まで

鏡に映るあなたへ。閉じこめた世界の中で、今度こそ一緒に笑おうね

”まるで鏡合わせみたいだね”。 大好きな兄は昔そう言った。 見つめ合えば同じ色の瞳が合う私たち。性別は確かに違うけれど、顔を合わせればまるで鏡に映る自分のようだった。 私が笑えばあなたも笑う。 あなたが笑えば私も笑える。...
また逢う日まで

君の痛みを知ることができるまで、”痛み”なんて感覚は俺にはいらない

着替えるために上を脱げば、左胸の裏にあたたかい感触。 「……何?」 「いいえ」 いいえ、なんて言いながらも妹はそこを触る。 「寒いんだけど」 「えぇ」 「着替えさせてくんない?」 「着替えなさいな」 「お...
また逢う日まで

願わくば、いつかはあなたの”紅”に埋もれて眠りたい

”紅(あか)は血の色、だめな色”。 みんながこわがる悪魔色。 でも、わたしにとっては、初めて”わたし”を見てくれた、大好きなあなたの色。 そんな”紅”に埋もれて眠れたら、わたしはどんなに幸せなんだろう。 「りーあーす...
また逢う日まで

狂おしいほどに愛している君へ。共にもっと堕ちていこう

一途に愛し続けて純愛だね、なんて。 そんな言葉を聞く度に、笑いが出る。 想いも時間も、感覚さえも。すべてを自分のものにした愛の。 どこが純愛なものか。 「りあすー…」 「うん?」 昔は...